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引っ越し当日の失敗!転勤族が教えるトラブル回避のためのポイント

転勤・引越し
小さい子の安全を確保しよう
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時間がないなかで何とか事務作業と梱包を終え、いよいよ引っ越し当日。

 

転勤族の引っ越しともなれば、専門の業者に依頼することがほとんどでしょう。それでも、多くの荷物を一時に運ばなければならない引っ越しではトラブルがつきものです。

 

引っ越し当日にみられるトラブルの代表的なものとしては、「開始時間の遅れ」「家財の破損」があります。

 

私の実体験と周りの転勤族の体験を時系列でまとめました。

 

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引っ越し搬出時のトラブル

・開始時間の遅れ

 

これは引っ越しあるあるで、ある程度数をこなしている人ならば同意してもらえると思います。

 

我が家の場合は、遠方の引っ越しが多いです。前回は約700キロです。引っ越しの時間がまずあって、そこから移動の新幹線の時間や泊まるホテルの場所などを決定します。

 

荷出し後の掃除の時間だって多少は必要です。最後にマンションや社宅の管理会社に部屋の立ち合い確認をしてもらう時間も大まかには決めなくてはなりません。近所の方への挨拶も、意外に時間が取られます。

 

こうした諸々のやるべきことをリストアップしていくと、引っ越し終了時間があまりにずれてしまうと多大なる影響が出てきてしまうのです。

 

引越しのピークとなるのは3月最終週から4月の第1週くらいです。引越し業者は一日のうちに3件程度予定が詰まっていることは普通です。午前中に1軒、午後イチに1軒、午後遅い時間にもう一軒という具合です。距離やボリューム次第では夜にもう1軒という場合もあるでしょう。

 

何件引越し業者が予定を入れていようと、時間道理に自分のところで仕事をしてくれれば何ら問題はありません。ですが、そう思うようにはいかないのがハイシーズンの恐ろしいところ。

 

午前中の一発目は遅れる要素がありません。せいぜい営業と現場の連携不足で日時を間違えていたとか、よほどの悪天候でもなければ時間通りにスタートできるはずです。作業員さんもまだまだ元気があり、現場の空気も明るいものです。

 

午後2くらいも、まあ大丈夫です。朝イチのお客さんが、梱包が終わっていなかったりする問題児であれば予定より時間がかかり遅れることはあります。それでも、遅れてもせいぜい1~2時間でしょう。このくらいであれば、新幹線や飛行機の時間がギリギリでなければ何とかなります。

 

問題なのが夕方くらいに始まる便です。引っ越しは時間がかかることはあっても予想より早く終わることはまずありません。前の引っ越しの遅れが積み重なって、1日の最後となるころにはどのくらいの遅れとなるか…。

 

これは賭けですね。業者ごとに比較したわけではないので、私の経験則からですが引越しの夕方便が安いのは時間が読めないという理由からだと思います。

 

その日のうちに移動しなければならない場合、夜中までかかってしまうと結局は近くにホテルを取らなくてはならなくなります。安くあげようと思って、かえって余計な出費が多くなることもあるということを覚えておいてください。

 

悪いことに、最後の方ともなれば作業員さんたちには疲労の色も濃くなります。疲れから運搬でもぶつけたり傷をつけたりする確率が上がります。上司が新人のミスを怒鳴りつけたりして現場の雰囲気がピリピリしてくるのもこの時間帯ならでは。依頼する側も遅くなっている作業にイライラが募ります。

 

悪いことは言いません。近距離は別として、県をまたぐような遠距離の引越しは朝イチの便を指定するほうが身のためです。我が家はここ数年そうしています。

 

引っ越し作業中の注意事項

・忘れちゃいけない寒さ対策

 

基本的に引っ越し作業が始まったならば、自分たちのすることはありません。事前に持っていくものと置いていくもの(据付のエアコンや家具など)を指示しておけば、立ち合いとして誰か一人いれば大丈夫です。

 

私が過去の引っ越しで困ったことといえば、寒さ。3月末といえども、東北などは雪もちらつく日もあります。もちろん暖房器具はすべて梱包しています。ひっきりなしに出入りする作業員さんのために玄関は開け放ち。ベランダにも外回りの荷物があるので、掃き出し窓も開けていることも。風通しの良いことこの上ありません。

 

自衛策として、防寒着は厚めのものを着ておくこと。そして、手袋、マスクもあると万全です。もちろん、貼るタイプのカイロも10枚くらいあると風邪をひきません。これからやってくる開梱や手続きの嵐に備えて体調を崩すわけにはいきませんから!

・目が離せない小さな子の扱い

小さい子の安全を確保しよう

 

未就学児のお子さんがいる場合は、安全に気を付けてあげましょう。作業中も家の中にいるのならば、作業中荷物が崩れたりぶつかったりする恐れがあります。

 

対策として、最初に荷出しをして1つ部屋を空にしてもらい、そこにお絵かきセットや絵本を置いて子どもの居場所を作ってあげると安心して作業ができます。

 

私の場合は、当時お世話になっていた幼稚園の一時保育にお願いしました。仲良しのお友達と最後にゆっくりお別れができてとても良かったです。お迎えに行ったときに玄関先でお友達が泣きそうになっていて、それだけは切なかったですね。本人はけろっとしていたのですが。

 

・身内や友人がお手伝いしてくれるなら

 

ご両親やお友達が手伝いに来てくれるということもあるでしょう。市内の引っ越しなどであれば、無理のない範囲でお願いしてもいいかもしれません。

 

ただし、あまり経験のない人だと軽く考えてしまいがちですが、引っ越しが大変な重労働です。冷蔵庫や洗濯機の運搬などでは怪我をする可能性もあります。十分に注意してください。

 

そして、お礼としてご飯くらいご馳走すればいいかと考えるかもしれませんが、労働に見合ったものとなっているかどうかをよく考えてください。大人一人が丸1日つぶして、汗だくになっての労働です。

 

ご両親が引越しの手伝いに来てくれるのならば、一番助かるのは小さな子どもを見ていてもらうことです。外に連れ出して食事や遊びを孫と楽しんでもらえればお互い幸せなのではないでしょうか。

・ホコリの山対応

 

これはトラブルのうちには入らないのですが、当日の問題ではあります。冷蔵庫の後ろ側なんて、普段の掃除で行き届きませんよね? いくら便利お掃除グッズを駆使しても、根本的な汚れは取り切れません。ホコリだけならまだしも、とっくに期限が切れたクーポンなんかも落ちていたりします。

 

引っ越し業者さんが冷蔵庫を動かすと出てくるホコリとゴミに、一瞬気まずくなります。若いころはかなり恥ずかしい思いをしていたのですが、もう今では眉1つ動かしません。スタッフさんの後ろに控え、動かしたそばから雑巾でふき取ってしまいます。

 

食器棚や洗濯機もそうです。作業員の方に聞いたことがあるのですが、ホコリはあって当たり前だそうです。掃除すれば問題はありません!

 

ただ、1つ聞いた話なのですが、洗濯機の裏からパンツが出てきたことがあったとか。子どものものだからまだ救いがありますが…伝説をつくらないように気を付けましょう。

・イケアやニトリ派は要注意! 組み立て家具は壊れやすい

 

引っ越しがないのならば、重厚感のある良い素材を使った家具に囲まれた生活をしたいですね。うっとり。

 

ですが、数年ごとに移動する生活前提で選ぶことができるのは、高級感もデザインのへったくれもないお手軽家具ばかり。手に入りやすくて安価でありがたい限りなのですが、引っ越しの際はご注意を。

 

そもそも、組み立て家具は何度も分解することを前提としていません。引越しで毎回家具を分解していれば壊れるのは至極当の話です。分解する人と組み立てる人が別なこともトラブルの元。ウチではなぜか、毎回ネジやワッシャーが余ります。謎の部品も。

 

そうは言っても、分解しなければ玄関を通らない家具もありますよね。最後の手段としては吊り下げで窓から下ろすこともできますが、ピアノなどであればまだしも、安い組み立て家具にそこまでしていられません。

 

見積もりの際に、分解組み立てをどうするか、破損の際はどうなるのかを確認しておきましょう。
我が家では分解・組み立てもお願いしています。思ったよりは壊れていませんね。

・忘れがちなものNO1自転車!

 

物置や倉庫、駐輪場に置きっぱなしで忘れがちなものが自転車です。

 

数日前までは覚えていても、当日のバタバタで忘れがちです。玄関近くに持ってきておくか、チェックリストにメモしておきましょう。

 

私が前々回の引っ越しで失敗したのが、自転車のカギの外し忘れです。カギをかけたままだと、持ち上げなければならずトラックまで運ぶのが一苦労。動かしやすいようにカギは外しておきましょう。

 

三輪車などもお忘れなく。

引っ越し作業は遅れがち

荷物搬入時のトラブル

 

私自身はほとんど搬入時のトラブルは経験がありません。荷物が多く大きなものがある人は問題が起きがちです。

・トラックが玄関先まで入らない

 

田舎ですとまずありえないのですが、都心や狭い路地などが多い地域では要注意です。今住んでいる長崎でも、玄関までは階段で行くしかない恐ろしい物件などもあります。

 

転勤族は現地も見ずに引っ越ししなければならないことがあるので、搬入経路だけはしっかり押さえておきましょう。

・家財が入らない

 

玄関やドアを通るかどうか。エレベーターに乗せられるかどうか。普通は確認しているので大丈夫なんです。腐っても転勤族ですから抜かりはありません。

 

つい油断して失敗しがちなのが、家財を新調する時です。テレビや洗濯機を買い替える際に、せっかくだからちょっといいものにグレードアップしたくなります。すると、どうしても大型化します。

 

今の場所ではおさまっても、次に移動する場所がいまの基準でつくられた住まいとは限りません。
洗濯パンのサイズも今の基準ではたいてい大丈夫だからと、家電店のセールストークに舞い上がって大きめのものを購入。しかし次に引っ越すのは昭和に建てられた古くて狭い社宅。洗濯機ももちろん入らない…。そんな悲劇を聞いたことは一度や二度ではありません。

 

洗濯機も同様です。ドラム式はお洒落で憧れますが、転勤族にはリスクの大きい代物。よく検討してからご購入ください。

・大荒れの天候

 

これは努力でどうにかなるものではないので仕方ないのですが、天候次第で引っ越しの難易度は上がります。

 

大雨や強風のなかでは、物理的に荷運びの能率が落ちます。それはいいとして、雨で段ボールが濡れソファや布団袋も湿ってしまうこともあります。いきなりカビや汚れはイヤですよね。

 

作業員さんや自分たちの出入りで雨風が入り、場所によっては泥で汚れることもあります。そうなると、拭き掃除やら何やらでさらに労力がかかってしまうのです。

 

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