小学校のPTA役員を転勤族はやるべき?知っておくべき暗黙のルール

子育て

ただでさえ憂うつなPTA問題。
これが転勤が絡んでくるとなればなおのこと、悩んでしまいます。
幼稚園や小学校のPTA役員決めではどうすればいいか…。
もし年度途中で交代せざるを得なくなった時の対応は…。

現役転勤族が、これまでの自分の経験とまわりの転妻たちの話から対応策をまとめました。

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PTAの役員決めは頭が痛い問題

春はPTA役員決めの季節

 

ワタベ
ワタベ

引越してきて知り合いもいないのに、いきなりPTAってきっつい…。

ヒマな専業主婦を基準にしているPTA

 

幼稚園や小学生のお子さんをもつ親にとって、4月はちょっと憂うつな時期です。
そう、PTA役員決めがあるのです。なんでそんなに毛嫌いされるのか。実際にやったことのある人ならわかりますよね。

そう。無駄が多すぎるんです!昔むかしは大半が専業主婦で、時間のゆとりがあるママさんばかりでした。お金は出せないけれども、自分の時間を使ってお手伝いならできるからというのがスタートの頃の雰囲気でしょう。ですが、今はママも忙しい。働いているのが当たり前ですし、家庭の事情でママはいないということだってあります。

 

そんな今の時代とズレている感が否めないのがPTA。だって、実際の作業なんて、集中すれば小一時間で終わるものに3時間も4時間もかけているのです。何かと理由を付けては集まる内容も、子どもにペーパー1枚託してくれれば済むようなもの。おしゃべりしたいがために、PTAを口実にしているのではないかななんて邪推してしまうこともありました。

 

誰も手をあげない時の気まずさたるや

 

子どもたちのための活動ということは重々承知していても、時間の都合をつけにくかったり本来目的以外のところでエネルギーを使うことに疑問を感じていたり…。
自分から進んでやりたいという人は、わずかというのが実際のところだと思います。

 

幼稚園、小学校と役員決めの場に何度か身を置いてきました。
すぐ決まる場合はホッと胸をなでおろします。
たいていは友達同士で相談してあり、示し合わせて立候補するというパターンでした。

 

皆が困るのは、誰も手を上げない時。
車座になって長いながい沈黙の中、お互いの様子をうかがいあう時間…。
痛む胃と罪悪感を抱えながら、誰か申し出てくれないかなと他人まかせで祈りやり過ごします。

 

そのうちにまとめ役の先生が、向いていそうな人を指名してお願いして決まるという場面に数回立ち会っています。
責任の重くない役ならば何度か付いています。

 

友達を作るために転勤族は役員をやるべき?

知り合いづくりの場にすることも

 

ワタベ
ワタベ

知り合いいないからこそ、PTAやるって人もいます。

友だちづくりのためにPTAを引き受ける人も

 

社宅などでなければ、転居先では誰ひとり知り合いもいません。病院情報や子どもの習い事について誰かに聞きたくても叶いません。転勤族の妻の共通の悩みは友達がつくりにくいことです。

参考 転勤族の妻は孤独におちいりやすい!解決法は?

転勤族の妻の孤独・さみしさの乗り越え方~最初は友達がいないのは当たり前!
自分の気持ちとは無関係に、誰一人知らない土地に連れてこられ…。仕事も友達も、慣れ親しんだお気に入りの場所やお店もはるか遠く。何かあっても親や兄弟に頼れる距離ではなくなってしまった…。 寂しくて辛い気持ちを分かってもらいたくても...

 

そんな中で、友達作りの絶好のチャンスとして積極的に役員に立候補する転勤族もいます。自分から積極的に周囲とかかわっていくエネルギッシュなタイプの人ならば、それも良し。定期的にある集まりで顔を突き合わせていれば、自然と打ち解けられて友人も増えるでしょう。

ただ、役員といっても付いている役によっては上からの通達を受けるだけのこともあります。多くの情報が上から降ってきて、やるべき煩雑な作業も多く学校によってはかなり忙しくなります。また、事務的に仕事をこなすだけになるので、交流も生まれにくいです。

 

夫の協力体制があるならOK

 

これは学校にもよると思いますが、集まりがどの時間帯で行われているかということを事前に確認するのも大事です。働く女性が当たり前となってきたので、集まりも平日昼などではなく夜のことも増えています。土日が基本となっていることも。
下の子が小さく預けられる環境にない転勤族だと、その点がネックです。実際、私も子どもが一人で留守番させられない年齢の時にも、その地域のPTAの集まりは夜にありました。子連れ禁止です。来たばっかりの転勤族は、どうすればいいのやら。
夫の協力体制があるのならば、何とか乗り切れるかもしれません。PTAの集まりの時には、事前に伝えて夫に早く帰宅してもらうしかないのです。

 

参考 もし夫の関係が険悪でそれどころじゃなかったら?

旦那と喧嘩が絶えないのは転勤のせいかも?転勤族には困難がつきもの!
知らない土地で新しいことばかりに直面していれば、心身はいつも緊張状態。周りに親しい友人などもいければ、相談できるのはパートナーだけです。ですが、夫も慣れない職場で余裕がないと夫婦で衝突することも増えます。引越しでケンカが増えたときの解決法を考えます。



PTAの仕事の忙しさはどの程度なのかを事前に確認しておくことが、本当に大事です。あとは、主な活動時間帯ですね。後で「こんなはずじゃなかった」となるのは避けたいですから。

 

任期の途中で転勤があるかも?

 

引越して間もないころならば、転勤のことを気にせず役員を引き受けられます。
転勤のスパンはご主人の勤め先によるでしょうが、2年目、3年目と月日がたつごとに落ち着かない心持になってきます。

 

いつ転勤になるか分からない状態で役員になって、任期途中で辞めなくてはならなくなるかもしれない…。最後まで責任を全うできない人間がやっても、かえって迷惑をかけることになります。転勤族は心中で複雑な思いを抱えているのです。事情を知らない人からすれば、転勤族はいつも転勤を理由にすると思われています。逆の立場にいれば、まあ皮肉の1つも言いたくなるのは分かりますが…。

 

1児童につき卒業までに1回は役に付くという学校もあれば、1児童につき1つの役職を毎年やるというところもあります。場所によって仕組みは千差万別です。「前の学校でやったから」という言い訳は、通じないと思っておいた方がいいでしょう。

 

もし、転勤がちらついている時に役員となるのであれば、事前にもしもの時のための予備の人員を立てておくことです。後任候補を付けてもらうことを条件としなければ、役員は受けないくらい慎重に。任期途中で転勤が決まったら、引継ぎをしっかり。会長、副会長、書記といった執行部に所属していれば、引継ぎ業務も多くなります。それに対して、広報部、郊外指導部、厚生部、研修部などの専門部は、後任者に引継ぎの書類を渡して簡単に説明する程度で終わります。各部の部長であれば事情は変わってきますが、時間のないなかです。
事情を話して協力してもらいながら進めましょう。

 

気が乗らないのに役員を頼まれたら

やるなら腹を決める!

 

ワタベ
ワタベ

どうしても断れないときってあります。何事も経験と思ってがんばって!

 

いつ引越するかわからない、仕事をしているので忙しい、小さい子がいる…。そうした理由からPTAの役員はやりたくない人もいます。

 

私は、ボランティア的な仕事だったらやります。自分の好きな時間に行けるのでハードルが低いのです。年度途中で転勤しても迷惑はかかりませんし。それでも、周りから推薦され先生から頼まれてPTAを引き受けざるを得ないこともあります。そうなったら、気持ちを切り替えて真っ向勝負です。

 

何かしらの役員になると学校に足しげく通うことになります。担任以外の先生と顔を合わせる機会も増え、生徒たちの様子も見えてきます。

 

親がちょくちょく学校に来ていると、子どもも心強く思うようです。特に転校直後はその傾向があります。私が何かしら学校のお手伝いをしていることで、子どももクラスメイトから少しばかり好感を持たれたようです。家庭でも、子どもと共通の学校の話題ができ、自分からクラスの様子などを話してくれるようになりました。

 

もちろん、同じ役員の親たちとも仲を深めることができるでしょう。共通の目的に向かって仕事をすることで、達成感も得られます。家庭だけでは経験できない仕事や体験も、目に見えない財産です。特に、仕事を持つことの難しい転勤族の妻にとっては社会とつながる第一歩となります。気苦労も多いですが、やることに決まったら腰を据えて取り組んでみるのもよい経験です。

 

転勤族にしかできない役割もある!

やるからには腹を決めて

 

ワタベ
ワタベ

意外と地元民だと、しがらみ多くて言えないこともある。よそ者の目で改善することも?

 

地域のことを知らないよそ者の転勤族が、役員を引き受けてよいものか…。悩むこともあります。ですが、ずっとその土地に住まないものだからこそ期待されていることもあります。

 

親の代からずっと同じ土地に住み続け、これからも居続ける人ならばめったなことは言えません。
何か新しいことに挑戦して失敗でもしたら、後で何を言われるか分かりません。しがらみが多すぎて、言いたいことも言えなくなっています。安穏と暮らしていきたいなら、おかしなことがあっても無難にこなすしかありません。

 

よそ者の転勤族ならば、何のしがらみもなく改革もできます。出しゃばり過ぎるのは反感を買いますが、地元の人ではやりたくても二の足を踏んでいることについては思い切ってみてはどうでしょう。
やってみなければ分からないものですよ。