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NHK・民放全ての番組モニター経験者が明かす! 募集の時期や謝礼の金額

暮らし
番組モニターって実際どう?
この記事は約9分で読めます。
番組モニターに興味がありますか? モニターに採用されるにはコツがあります。   私は数年前、住んでいる地域のすべての放送局の番組モニターを同時進行でしていました。今の土地でも民放2社の番組モニターを経験しています。   ネット上の情報は、古いのか事実と異なっているものが上位になっています。実際の経験者として、合格するコツや謝礼についてお知らせします。
 

番組モニターをやったことがありますか?

事前のすり合わせが品質を上げる

テレビを見て感想を伝えるだけでお金になる!

  テレビを見ていて、番組モニターの募集というお知らせを目にしたことがありませんか。  
放送される地域に住んでいること。 応募は18歳以上の男女。 指定された時間に番組を視聴することができる。 さらに、録画環境があること。
  条件はこんな程度です。決められた番組を視聴し、感想をまとめて締め切りまでに放送局へ送ります。だいたい、提出期限は放送後7日から10日程度です。謝礼はいくばくかの現金で、指定の口座に振り込まれます。各社違いはありますが、多いのは月ごとに振込というタイプ。数か月分まとめてからというところもあります。   自宅にいながら気軽にできるアルバイト感覚のモニターとして、学生や主婦、高齢者に人気です。  

NHK・民放各社のモニターを体験して

建設的な意見を書こう

  私は転勤族の夫をもつ主婦です。夫と子どもが出かけた後は、基本的に自由な時間があります。   主婦の例にもれず、ちょっとでもお小遣いになればと各地で番組モニターをやらせてもらっていました。全国各地を転々とする転勤族の妻こそ、放送モニターは向いているなと経験するほど思いが強くなります。   政府関連組織のモニターなどもやっていましたが、システムが使いにくかったり謝礼が雀の涙だったりということが重なり、そちらは最近応募していません。(でも振込の名義が○○省というのは面白いです。加えて額が数百円とか。このギャップで元取れた)民間メーカーのモニターは、ある程度の都市でないと座談会などに出席できないので、これも場所によります。   その点、放送モニターは地方だろうが何らハンデにはなりません。逆に、人口も少ないのでライバルも多くはなくチャンスです。   募集の時期前には、公募雑誌で特集が組まれるほど番組モニターは人気です。謝礼こそささやかですが、自宅ででき意見が番組に反映されます。やりがいはあると言えるでしょう。  

放送モニターの募集要項と合格のコツ

  年に2回募集されることもありますが、大半は1月から3月です。任期は4月から半年、もしくは1年です。  

NHKの場合

  NHKは半期ごとのモニターを一括募集です。 BSNHKの募集もありますが、こちらの倍率は若干低そうです。というのも、自分のNHKモニターの任期終了後にBSのお誘いもありました。ちなみに、応募へのお誘いがあっても合格するとは限りません。あくまで公平な審査があるようです。一度、「また受けてみせんか」と声がかかったので、喜び勇んで申し込んだら落とされました。…厳正なる審査って本当みたいです。推測ですが、BSは視聴できる母数も少ないので応募も少ないのかなと。   任期は前期と後期に分かれ、どちらになるかはNHKが決めます。数年前から、受信料を支払っている確認が取れる人しか応募できないようになりました。さらに、NHKネットクラブプレミアム会員へ登録する必要があり、応募もHPからとなります。合格後、分厚いマニュアルも手元に届きますが、基本はサイトのフォームから感想を送ることになります。この操作が面倒と感じる、パソコンに不慣れな高齢の方は厳しいかもしれません。   応募するには、NHKの募集についてのページに記載されている指定番組の中から好みのものを選んで感想を書いてメールで送ります。ドキュメンタリーや子供番組、地元局のニュースなどですね。   どれを選んでも、内容がふさわしければ通ります。ただ、合格しやすテーマは合格しやすいあります。それは、地元放送局制作の番組。   モニター合格後、指定される番組は全国放送番組と地元局制作のものが半々くらいです。全国のものは日常的に多数意見感想が届きます。詳しくは言えませんが、データ的に使っていることもあるでしょう。それに対して地方局は、人間がしっかり読んでくれます。何かをつくる人間としては、制作物に関する感想はうれしいものです。ましてや、モニターの人数などはその地方ごとに決められています。   ここまでくれば、全国ものと地域もの、どちらがねらい目か分かりますよね。あとは、単なる感想に終わらずに、必ず建設的な意見を入れること。問題点を見付けて、どうすればもっと良くなるかを提案してあげるつもりで。  

民放の場合

  これは各社各様です。個人的なコツとしては、黙っていても日常的に視聴者から感想が届くような番組は避けます。   あえて、ドキュメンタリーなどを選びましょう。地方局が自分たちでしかできないことをやろうと、意気込んでいるような番組を見付けること。番組選びを間違えなければ、あとはどうしたら番組がより良くなるか改善するつもりで感想をまとめましょう。   まちがっても、褒めればいいというものではありません。先方は、制作に役立つ意見が欲しいのです。  

20代、30代はチャンス!

  こればっかりはどうしようもないのですが、採用されやすい年代・性別があります。モニターするからには幅広い意見が必要ですよね。応募するのはやはり時間に余裕のある主婦層や高齢者が多くなります。とくに女性ですね。   ですが、20代、30代は仕事や育児で忙しいのでライバルは少なめです。もしあなたが該当するのならば、チャンスかも知れません。  

実際に同時期に全放送局の放送モニターをして

感想をまとめるのもけっこう大変

 

ネットの情報は事実とちがうことも

  数年前に、民放3局とNHKの番組モニターを同期時に体験しました。   同時ではダメとネット上で出ている記事はありますが、そのような規定はありませんでした。録画できる環境があれば、何も支障はないです。   また、NHKでは座談会に出席が必須ともありますがちがいます。ネット上のやり取りだけで完結します。民放では、電話や郵便でやりとりをすることがありますが、NHKでは皆無でした。   インターネット上のブログで言っても説得力がないのですが、疑問点は最終的には電話なりメールなりで直接確認し裏を取りましょう。何でも鵜呑みにするのは怖いですよ。  

感想文の提出もそれぞれ

  大昔も放送モニターをやっていたことがあるのですが、当時は紙に書いて郵送でした。今は大半がWordで書いてメール添付で送信、もしくは専用フォームから送信という形式です。ただ、一社は例外がありました。手書きで郵送というもの。時間はかかるのですが、返信用の封筒に毎回可愛らしい記念切手が貼られていたりと、それはそれで楽しかったです。   番組によっては任期終了の際に、定型文ではないお手紙や番組グッズをいただくこともありました。 ますますその放送局に愛着がわきますよね。ちょっと泣きました。   また、万が一見逃してしまったらどうなるかも気になりますよね。採用の条件として、録画できる環境があるというのが前提です。それでも、うっかりミスで録画できていなかったことも何度かありました。その際の対応も各社ちがいました。そのままお目こぼしのところがあれば、しっかり1本分減額されるところも。今年やっていた民放局では、ラジオも対象だったのですが聞けなかった放送分はCDに焼いて送っていただきました。お手間をおかけしてしまい申し訳なかったです。  

番組モニターの謝礼とやりがい

  気になるのがいくらいただけるのか。   総じて一番高いのは、NHKです。私の時には毎月1万5000円が振り込みされました。民放は月に6000円から9000円くらいですね。   金額だけ見ると、NHKがとびぬけているように思えます。しかし、提出する感想の本数が多い! 10本くらいですね。民放は6~8本。しかも、民放の方が総じて指定文字数が短いです。ラジオをもっている局だと、ラジオ番組が指定されることもあります。   しかも、NHKの指定番組は気軽な感じで楽しく視聴できる番組は少ないのです。戦争を検証する番組、地元の伝統工芸を守る活動、地方制作ドラマ…。重いドキュメンタリー番組などは、見るとぐったりすることもあります。そこから、けっこうな文章量を数日でまとめる。NHKはきっついです。 やるからには気合を入れて取り組みましょう。民放だと、5分の市の広報番組が対象のこともあります。大違いですね。まあ、短くてもそれはそれで苦労するのですが…。   視聴する時間と、感想を書く時間を考えれば、アルバイトとして割は良くないです。ただ、番組モニターで得られるものはお金だけではありません。自分からは選ばなかった番組を視ることで広がる知見。そして、自分の意見が反映されて、僅かでも番組の中で変わったことがあればとびきりうれしいです。私も、ある番組の分かりにくい点を指摘したら、同番組が全国で流れた際にしっかり改善されていました。モニターの声って届いているんだなと、ちょっと感動した覚えがあります。   ちなみに、放送モニターに興味がある人って、書くことが好きですよね。私がやっているwebライターも、空き時間に書き物をしてお小遣いになります。ご参考までにどうぞ。  
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