無料でいいの?小学生向け実験イベントが完成度高すぎ…まるで実験ショー

好奇心を育もう 子育て

あちらこちらで見かけるようになった実験イベント。
難しい理屈はさておき、単純に見てワクワク、参加してドキドキ。
目の前で繰り広げられる身近な不思議が解き明かされる様に、子どもは目を輝かせます。
その内容もレベルも様々。
先日参加した実験イベントは、レベルの高さが過去トップクラスでした。
集中力の続かない低学年の子供まで、最後まで惹きつけられていたほど。
どんなものだったかを書き留めておきます。

 

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子どもは理科好きになって欲しい…でも

 

子どもの理科離れが叫ばれる中、ホントは科学って面白いんだよって教えてあげたいのが親心。
いかんせん、学校を離れてウン十年。
文系まっしぐらの母には、なかなか身をもって子どもに理科の魅力を教えることはできません。
『家庭でできる科学手品』などの良書も書店に並んでいます。
簡単な実験キットも市販されていて、簡単に手に入るようにはなっています。

 

ですが、親がやってみせるには限界があります。
下準備もかなり時間と労力を要します。
やってみせたところで、子どもから「どうして?」と質問されても説明がおぼつかない…。
苦労の割には子どものリアクションもいま一つだと、続かなくなってしまうのですよね。
わが家限定かもしれませんが。

 

親が教えられなければ実験のプロに頼ろう!

 

そこで、子どもが小学生に上がってからは、プロに任せることにしました。
餅は餅屋。
探せばゴロゴロ理科イベントや科学実験教室が開かれているんです。
もっとも、大半は東京となってしまいますが、地方でもあきらめることはありません。
各県にある科学館では定期的に科学実験イベントや、理科教室が催されています。
科学イベントが行われる会場は、コミュニティホールや大学などの場合もあります。
長期休暇中は、民間の団体がキャラバンを組んで全国を巡業してくれることもあるのです。

 

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無料の「鉄の実験教室」に参加してみた

もはやショー

もはやショー

 

今回は、民間の団体が行ってくれた「鉄の実験教室」に参加した模様をお伝えします。

 

派手な告知もなくひっそりと募集されていた

 

わが家では転勤先の科学館によくお世話になっています。
すでに申し込んでいる教室の日時などの確認で、科学館のHPを見ていたところひっそりと新規のイベントの案内が掲載されているのが目に留まりました。

 

科学館主催のイベントは、だいたい対象と内容が決まっています。
募集の案内も、学校でリーフレットが配布されるので認知度も高いです。
HPで見つけたのは、それまで聞いたことがないようなところが行っているものでした。
学校からの配布物や、広報でも告知されていません。
どんな内容か、とんと検討もつかなかったのですが、公的な機関が場所を貸しているのだからまぁ大丈夫かなと。
その場ですぐに申し込みました。

 

ちなみに、1日限定で午前と午後の開催。
先着順の申し込み制で、後日学校からの配布物にも記載されていました。
その時点ではもう一杯で締め切られていたと記憶しています。

 

何でもそうなのですが、普段からアンテナを張って面白そうなものを探すこと。
特に、望めばいくらでもチャンスがある都会とはちがう地方都市に住まう方。
自分から打って出ないと厳しいかもしれません。
お互い頑張りましょう。

 

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いつもの教室に機材やセットが!

 

当日、会場になっている教室に入ると、いつもと違う!
黒板は装飾され、スピーカー、映像モニターが両サイドに設置されています。
そして、何やら怪しげなセット…。
後方には、音響機器も持ち込まれ専門スタッフが何やら準備しています。

 

明らかに、いつもの実験教室とは気合の入り方が違います。
各テーブルについているスタッフの方々も、科学館の方ではありません。
実験に使うであろう材料の数々も、小分けにしてセッティングされています。
会場には、常時BGMも流されています。

 

…明らかに、イベントのプロ入ってるよね?

 

脚本あるよね?もはや役者?

 

開始時間になり、一瞬静かになりました。
その後、前方の扉から颯爽と講師らしき人が飛び込んできました。

 

「みんな、ようこそ!」
「私は、世界の鉄の秘密を追って探検しているインディだ」
「今日は、君たちもいっしょに謎を解き明かしてくれ」

 

内容はうろ覚えですが、すっかり世界観も出来上がっています。
登場での掴みもばっちり。
いきなり本題に入るのではなく、まずは子どもたちとの掛け合いやボケで一笑いとって気持ちを掴む。

 

こういう科学イベントには数多く参加しているのですが、親に連れてこられただけで本人は乗り気でない子も一定数います。
もしくは、低学年でまだ理解できなくて飽きてしまう子も。
今回のような楽しげで、物語に入り込んだような構成なら置いてきぼりにならずに済みます。

 

また、実験や遊びとのメリハリのつけ方も上手い。
実験を終える前にはカウントをとって、ゲーム感覚で時間管理をしていました。
うーん、勉強になる。

 

オリジナルマペットも完成度が高い

マペットがかわいい!

マペットがかわいい!

 

Eテレ何かでつきものですよね。
主人公と掛け合いで話しを広げてくれる、キャラクター。
子供だましとお思いでしょうが、ストーリーの中で効果的に使われています。

 

何とも可愛い愛嬌のある猫「にゃん吉」。
講師役のインディと漫才の掛け合いをし、タイムマシンで過去へも出かける。
ちなみに、タイムマシンごと教室から消えると、モニターの中で活躍します。
オリジナルでつくると、高価なんですよ。
いい出来だったなぁ。

 

映像やクイズで2時間飽きさせない

 

言葉だけの説明ではなかなか伝わりません。
しかい、映像とインディ先生の実演があるので子どもも理解できているようでした。

 

パートごとにクイズも出題。
チームで争います。
最後に合計得点が発表され、優勝チームには家庭でできる実験材料がプレゼントされていました。

 

途中とちゅうでクイズが出題されると分かっているので、子どもたちも真剣です。
ホント、よく考えられています。

 

もちろん、子どもたち自身で実験も

楽しく実験

楽しく実験

 

メインはもちろん鉄にまつわる科学実験です。
小学生低学年から、子どもだけでできる実験が多く盛り込まれていました。
簡単なものが中心ですが、これだけ数多く体験できるイベントはそうはないです。

 

<実験1>
砂鉄を見付けよう
<実験2>
磁力線を見てみよう
<実験3>
乾電池100本を使ったアーク放電実験
<実験4>
スチールウール燃やし
<実験5>
手作りカイロを作ろう(ゆっくりとした燃焼実験)
<実験6>
鋼を使った堤防の効果実験
<実験7>
やわらかい鉄、かたい鉄
<実験8>
熱加工で変わる鉄の性質
<実験9>
磁石おもちゃにふれてみよう
<実験10>
巨大コイルによる電磁石実験
<実験11>
百人おどし

 

ざっとこんな内容でした。
急ぎ足だったのですが、各テーブルを回って近くで燃焼した鉄を見せてくれたり実際にさわらせてくれたりで、子どもたちも興味津々。

 

最後の「百人おどし」は、でんじろうさんで有名になった静電気の実験ですね。
親も参加を促され、おっかなびっくり輪に入りました。
大丈夫だと分かっていても、怖いんです。
静電気のたまり具合で、ショックの度合いは変わります。
うちの班はほどほどで一安心。

 

自宅で学習を深められるお土産まで

親子で参加

親子で参加

 

至れり尽くせりの内容で、帰る際にはお土産までいただきました。
鉄に関する副読本と、今日の実験教室の内容のパンフレット。
そして、家庭で実験ができるキットです。

 

その内容は

 

・方位用磁針工作セット
・磁力線観察セット
・エコー電話工作キット

 

上の2つは小学校の理科の時間でも使いますね。
3つ目の「エコー電話工作キット」は、とにかく楽しい!
紙コップを使った糸電話なのですが、糸の代わりにバネを使います。
話すと宇宙からの交信のようで、バネをはじくと宇宙的な?音も出せます。
親子でしばし盛り上がりました。

 

結論:実験教室は参加しないと損!

なんだかんだ言って大人が楽しい!

 

無料、楽しい、親はなにもしなくていい。
子どもに何となーく、科学の一端にふれてもらえる。
参加しない手はありません。

 

実験教室に参加した後、たまたまドキュメンタリー番組で地球の回が放送されていました。
子どもは「地球の重さの3分の1が鉄なんだよね」と、言及していました。
これなんです。

 

ちょこっと理科イベントに出たからといって、テストの点が上がるわけはありません。
それでも、何も基礎知識もなく机上の勉強だけで理科の知識を詰め込むよりは、きっと楽しく向き合えるといいなと。
親の自己満足かもしれません。
ですが、せっかくこうした科学実験などの場を提供してくださる方々に感謝しつつ、可能な限り参加していければいいなと思っています。

 

純粋に、親も子も楽しいし!

子どもとの過ごし方については、こちらもどうぞ。

 

 

 

 

 

 

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