【子供向け日本の歴史】子供を歴史好きにする学習漫画の失敗しない選び方

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子どもに歴史を好きになって欲しい。できることならば、学校で日本史の授業が始める前から、少しずつでも興味をもってもらえたならば言うことなしです。

 

子どもが初めてふれる「日本の歴史」の学習漫画の選び方についてお知らせします。前置きが長いので、目次から必要なところへお進みください。

 

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小学校6年から始まる日本の歴史…前準備無しでは苦手になる!

 

授業が始まったからでもいいのでは? と思われるかもしれません。ですが、思い出しても見てください。歴史の教科書1冊に、有史から近現代に至るまでの長いながい出来事を詰め込むのです。授業ではそれぞれの戦国武将のエピソードを細かく説明している時間はありません。

 

本当ならば映画一本、本1冊でも収まらないくらいの「関ヶ原の戦い」でも、教科書での記載は本の数行でしょう。

 

1600年に起きた関ヶ原の戦いは、豊臣秀吉亡き後の権力を争って石田三成が率いる西軍と徳川家康側が率いる東軍がぶつかった天下分け目の戦いです。わずか1日で決着がつき東軍が勝利しました。

 

何の予備知識のない状態で、こんなことを言われても何のことやらさっぱり頭に入ってきませんよね。ましてや、出てくる人物の名前や出来事の名前も初めて聞く単語ばかり。ましてや、1時間で進むスピードも速いのです。個人がそれぞれである程度の知識を備えておかないと、1時間の授業中ずっとお経を聞いているような修行の時間となってしまいかねません。歴史好きな子にとっては楽しみな時間も、興味のない子にとっては辛いだけ。そうなれば、歴史の勉強=ひたすら暗記となるでしょう。小・中・高と苦行を続けるのはしんどいですよね。

 

日本の歴史を学ぶことで人生がより豊かになる

勉強法、悩みませんか?

 

受験では日本史よりも世界史の方が点をとりやすいとか、ひたすら暗記する方が効率は良いという説もあります。ありますが、せっかく日本に生まれたからには自分の国の歴史くらい知っておく方が人生は豊かに過ごせます。

 

私は全国転勤族ですが、大まかな歴史をふまえておけばどこの地域に行っても歴史旧跡で在住中飽きることはありません。ある程度の年代の地元の人と話すときも、地元の歴史を知っていればより深い話題で盛り上がれます。NHKの大河ドラマだって、ツッコミを入れながら1年存分に楽しめるんです。もちろん、一番は歴史を知ることで未来が予測しやすくなるということ。

 

織田信長も明智光秀の扱いをもうちょっと何とかしてれば、これからって時に足元救われなかったのに…。光秀も人望さえあれば三日天下で終わらなかったかも…。(諸説あり)

 

歴史はその時代の資料や解釈で見方が変わることがしばしばあります。それでも、自分が体験し得ない人生をいくつもなぞることができるのだから、なにがしかは得るものがあります。せっかく小学生から中学、高校と歴史を学ぶのだから、機械的に丸暗記するのではなく、人間たちのドラマとして捉えてもらえたら後々本人のためになるよなぁと考えていました。

 

前置きが長いのですが、小学生が歴史のとっかかりとするには「日本の歴史マンガ」が最適です。たかが漫画、されど漫画。日本の漫画は完成度も高く、図書館においてある作品も少なくないです。親御さんの子ども時代にもあったでしょう。教科書では単なる単語の羅列だった人物が、マンガの中では生きいきと泣き、笑い、動きます。キャラクターもしっかり立っている魅力ある人物たちが、緩急あるストーリーの中で活躍します。面白くないはずがありません。

 

ですが、昔の学習漫画はいかにも劇画というものばかりで、個人的にはいささか苦手でした。それが今どきのものは絵がキレイ。ジュニアアエラなどでも歴史上の人物を毎回取り上げていますが、戦国武将が背も高くスタイリッシュなイケメンに描かれていて隔世の感です。ゲームの影響など多分にあると思いますが、視覚から入るのも大事です。文字情報をいくら詰め込んでも、ビジュアル一発で頭にすんなり入ってくるイメージには勝てません。

 

学習漫画「日本の歴史」マンガ 買うべきはどれ?

 

代表的な学習漫画「日本の歴史」は4社から

 

私も子どものころ読んだ学習重視の小学館の定番から、マンガに力を入れている集英社、参考書付きの学研、コンパクトでイラストも今どきな角川のシリーズまでラインナップは豊富です。

 

 

 

 

 

各社、ある程度のちがいはありますが、押さえるべきところはおさえています。どれを選んでもそれほど大差はないです。図書館にも置いてあるはずです。購入する前に、雰囲気を掴むために途中の巻でもいいので各社見比べてみましょう。資料の扱い方や、詳しい解説などで子どもが読みやすいものを選ぶと長く使えます。

 

どれを選んでも大差はないが、子どもの好みには注意を!

 

迷ったら定番の小学館が無難です。ただし、一番の問題は子どもが自分から読むかどうかです。マンガということもあり、絵柄の好みを軽視しては失敗します。その証拠に、うちの子どもは「絵が気持ちわるい」と言って、小学館の歴史マンガは数ページめくって後は手に取りもしませんでした。まだ購入する前だったので事なきを得ましたが、皆さんも子どもの好みをよくよく聞いてからの方が安心ですよ。

 

学習漫画「日本の歴史」を買うなら全巻セットで大人買い

 

日本の歴史をまとめているので、巻数も15から24巻程度とボリュームたっぷりです。苦手なところだけ買うという使い方は想定されていないと思います。通常は一括で全巻購入を前提として販売されています。本としては高額ですが、日本史の流れをこれだけでつかめるので大学受験まで使えます。そう考えるとむしろ安い買い物です。歴史が苦手な大人が概要を掴むのにも使えます。

 

セット購入することで、特別定価が設定されていたり、資料類の付録が付いたりします。また、全巻が収まる丈夫な箱もついてきます。たかが箱ですが、別に本棚を用意しなくてもそのままリビングに置いておけます。地図もそうですが、ふと気になったときにすぐ手に取れることが大切です。

 

もちろん書店で購入しても構わないのですが、重いです。本、しかも20巻以上。荷台がなければ運べません。腰をやられます。ここはネット書店の出番です。

 

学習漫画「日本の歴史」はまだ早いかなという時には…

 

興味がない子に無理に押し付けると歴史嫌いになるかも

 

学習漫画「日本の歴史」がいいのは分かるものの、まだちょっと早いかなという場合もあります。もともと戦国武将や城に興味がある男の子などであれば、小学校3,4年生から買い与えても喜んで読み進めるでしょう。

 

ただ、自分から興味を示さない場合は無理をしない方がいいです。まだ授業も始まっていないうちから親が一方的に押し付けると、歴史嫌いになりかねません。私自身が歴史好き(詳しくはない)なので、子どもにも親しんでもらおうと歴史の舞台に連れて行ったりします。そこまではいいのですが、つい勉強になればとためになりそうな話や本を押し付けてしまいがちです。

 

ためになりそうでならなそうで面白い「ねこねこ日本史」

 

大人だって、押し付けられたら嫌ですよね。ですので、わが家では本人が欲しいと言い出した別の漫画を先に購入しています。猫ピッチャーの作者が描いている「ねこねこ日本史」です。ご存知の方には何を今さらという感じでしょうが、NHKのEテレでも夕方アニメが放送されています。小学校の朝読書の時間に持ってくる子どもが複数いて、プチブームだそうです。

 

 

本家のコミックは子ども対象という訳ではないので、漢字などちょっと難しい部分も。その点、「ねこねこ日本史ジュニア版」では、全てにルビをふってあり、歴史上の重要人物をまとめたページも読みやすくまとめてあります。

 

内容は、ためになりそうでならなそうで、でもツボを押さえていて大人が読んでいて面白いです。関ケ原での小早川秀秋の裏切りの動向も猫の習性で済まされています。何かにつけて、ねこは水がキライだから。ねこだから寝ちゃうとか。ねこの習性や可愛さが余すところなく描かれていて、和みます。ですが、可愛いだけで終わらないのが魅力です。小早川秀秋の肖像画って、生気がなくてダメダメ感漂っているのですが、ねこねこ日本史に登場するキャラクターもあんな簡素な線画で雰囲気表しているんです。

 

漫画は雰囲気をつかむのにちょうどいいのですが、知識を付けるとなるとちょっと物足りない…。そんな要望に応えたのがこちらの「ねこねこ日本史でよくわかる日本の歴史」です。漫画で登場したキャラクターたちの解説書的なものです。文章と図解が中心ですね。クイズ形式でお勉強というコーナーもあります。学校に持っていっているのは、こちらです。

 

 

漫画の方は子どもが夢中になって読んでいます。ネコ好きなので、歴史よりもそちらに惹かれてのことかもしれませんが、何となくでも記憶の端っこに歴史上の人物が残れば儲けものです。ねこねこ日本史をステップとして、日本の歴史が好きになって欲しいです。そしてあわよくば子どもと歴史談議に花を咲かせたいものです。

 

参考 子どもの学習アップに役立つ記事

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