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【ジム歴10年強の結論】スポーツクラブでストレス解消&友達づくりは幻想かも | どうする?転妻
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【ジム歴10年強の結論】スポーツクラブでストレス解消&友達づくりは幻想かも

暮らし
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主婦は子どもや家族のことにかまけていると、運動不足になりがちです。転勤族ならば、知らない土地でイチから始めるストレスもおりのようにたまっていきます。

知り合いもいない土地で、悶々とする日をおくっているかもしれません。転勤が4月ならばスポーツクラブも入会キャンペーンを行っています。チラシなどを見て、興味をもって通い始める人も多いかもしれません。

スポーツジムでダイエットや筋トレができて、スタジオレッスンで楽しく運動できればストレス発散。ついでにジム仲間もできたりすれば、一挙何得?などと明るい未来を夢見るかもしれません。

実際に、スポーツクラブに通うことで毎日にハリが出て楽しくなったという人もいます。ただ、スポーツクラブのメリットについては、企業やほかの方のサイトで盛んに喧伝されているので、私はスポーツクラブの負の部分もこっそりお伝えします。特に、専業主婦でスポーツクラブが初めて。通うのも平日の昼間という人には参考になるかと思います。

(注:ジム、スポーツジム、スポーツクラブ、フィットネスクラブなど呼び方はさまざまありますが、基本的に同じです。通じます。厳密にはちがうのですが、一般的に使い分けされていません。)

 

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「スポーツジム通い」ってイメージが良くないですか?誤解です

扱いの困る自称「意識高い系」

スポーツクラブに通っているというと、何となく意識高い系に見られがちです。ですが、実際は全然ちがいます。本気の人はそれ相応のもっと専門的なところに行っています。スポーツジムはすべてお膳立てしてもらって、運動という遊びをしに行くところです。臆することはありません。

健康に気づかっていて美意識の高い私…。自分に酔っているような人も、クラブによりますが、1,2割は男女を問わずいますね。これだけで1記事書きたいくらいです。男は筋肉誇示、女はステップやウェアのアピールが多いです。ジムエリアで鏡を独占していたり、スタジオレッスンで最前列でインストラクターに張り付いているようなタイプですね。…意識高いと思っているのは本人のみで、周囲からは煙たがられているのがホントのところです。

意識が高かろうが低かろうが、各自自分の目指すところに向かってやるのみです。ウルトラマラソン(100㎞程度)出場を目指してトレーニングの補強のために通っている人と、産後の回復のためにリハビリ的に軽く顔を出す程度の人と比べたって意味がありません。比べるのは他人ではなく、過去の自分。困った会員で初心者を構ってくる人もいます。古参会員が的外れなアドバイスをしてくるのもジムあるあるです。筋トレなどは間違ったフォームで体を傷めることもあります。教えてもらうならスタッフやインストラクターにしましょう。

最近はジムエリアではイヤホンを耳に入れている人が多いですが、話しかけられ防止という意味合いも多分にあると思います。若めの優しそうな女性だと、ターゲットになりやすいのでちょっと頭の片隅に入れておいてください。

謎の「自分の方ができる」アピール

スポーツジムに通うのは運動が得意な人と思うかもしれませんよね。ですが、実際のところ入会するのは日頃運動習慣のない人です。せいぜい、学生時代にちょっと運動部に所属していたというくらいのものです。

ましてや、専業主婦が通う平日の昼間などは、下手をすればいるのは8割がシニアです。オープン前に行列し、お弁当持参で夕方までいる人もどこのスポーツクラブにも必ずいます。私が朝イチにプールへ行って、忘れ物をしたことに気付いて暗くなってから再訪したときにも同じお年寄りがいましたから。スタッフさんに聞いたところ、かなりの数いるそうです。

年配の方がお元気なのは何よりですが、なぜか人と張り合ってくる方も一部いるのです。新規入会の時にはたいていカウンセリングの後に、体脂肪や筋肉量、骨量や代謝などを計ります。何カ月か後に運動で結果が出たかの答え合わせのためですね。最初だから数値が良くないのはあたりまえ。それなのに、新入りと見るとしつこく数値を聞き出し、自分の方が良い項目があると鼻を膨らませて威張り散らす会員がいるのです。

ダンス系のスタジオレッスンでは、たいてい初心者向けに短時間の入門のものがあります。通常のエアロビクスが60分で一連のダンスを通しでやるところ、初心者向けのものは15分で3つのステップのみを教えてくれるという感じです。マウンテイング高齢会員はこうした初心者向けのレッスン常連です。普通は1,2回出たら上のレベルに移行します。それをせずにとどまり続けて、新入りにプレッシャーを与えるのをやりがいにしているような会員も。インストラクターさんは、「もうできてる方は、次のレッスン来てくださいねー」と言っているにも関わらずです。

自分のプライドのよりどころになっているのかもしれませんが、付き合わされる方はたまったものではありません。前に住んでいたところのスポーツクラブでは、会員同士の張り合いが高じて倒れてしまった人までいました。健康を害してしまったら、本末転倒です。夜は黙々と自分と向き合ってトレーニングする会員ばかりなので、どこのジムでも気持ちよく過ごせます。昼に通うならば、会員の層をよくよく観察すべきです。入会を検討しているのなら、見学は必須ですよ。

ここは日本?スポーツジム内のマナーの悪さにげんなり

なんだか本格的に悪口になってきましたが、ジムでストレス発散するつもりがストレスが溜まることが多くなってきたせいです。スポーツジムに通うくらいの人であれば、最低限の余裕はあるはずです。それなのに、昼間のスポーツクラブって無法地帯です。

実際に通っている人ならば共感してもらえると思います。スタジオはお友達同士で交流を楽しむのも目的だから、賑やかにおしゃべりしているのも構いません。ですが、問題はジムエリア。筋トレ用のマシンや有酸素用のランニングマシンなんかがあるあたりです。ダンベルやベンチプレスなんかもありますね。この筋トレゾーンは、黙々と自分を追い込む場所。なのに、ベンチ代わりにして5分も10分もおしゃべりしているんですね。あと、勝手にテレビのリモコンを陣取って大音量でワイドショーを鑑賞。自分がすぐに使いたいからとペットボトルで場所取り。

スタジオレッスンもストレスが溜まります。人気のレッスンは人数制限があるのですが、チケット制や並んだ順などクラブによって異なります。困るのが並ぶ方。お友達の分もとルールを無視してチケットを強奪する人、ダメと言われているのにカバンで順番をとる人。もちろん本人は別のレッスンに参加中です。スタジオの扉が空けば、走ってお気に入りの場所取り。ほかの人が陣取ろうとするなら「そこはあたしの場所!」と威嚇。ダンス系は施設を超えておっかけも出るくらいなので、センター取は壮絶です。…運動する前からちがう意味で疲れます。

いまやスポーツジムは高齢者の集いの場

真面目にトレーニングしたい人にとって最近のスポーツジムは、げんなりさせられます。少なくとも、10~15年くらい前はここまでひどくなかったです。全国あちこちのスポーツクラブに通っていましたが、ここ数年で会員層のモラルが落ちているように思えてなりません。スタッフさんにも相談したことはあるのですが、そこは経営的に大事な客層である高齢者を捕まえておきたいというような雰囲気を受けました。

日経新聞(2018年4月16日)でも掲載されていたのですが、健康で長生きしたいとフィットネスクラブへ通うシニアが増えているとのこと。特に60代後半から70代前半が目立っています。定年後の引きこもり防止に、友達づくりにと理由は運動以外のことも。

セントラルスポーツでは16年9月時点で60代以上の会員が全体の38%を占め、この5年ほど増加傾向が続いている。

ティップネスでは16年度の60歳以上の会員数が12年度比で23%増えた。同社は筋肉量が少なく、体力が衰えたシニアの負担を減らすため、主要なプログラムで難易度を低くする取り組みも進めておりそれが功を奏している。

ルネサンスでもシニアの利用は増加。70歳以上の会員は16年には13.5%に達し5年連続で増加した。

60代以降の会員は継続率が高いという。金銭的にも余裕があり、若年層に比べ健康への意識がはるかに高い。

実際に高齢者会員が増えています。さらに、高齢会員は昼間に利用します。新聞記事の数字よりも、昼間のスポーツクラブの高齢者率は上がります。そうなれば、スポーツクラブ側も高齢者の肩を持つのも納得です。スタジオプログラムもシニア受けするゆるい強度の低すぎるものばかりに席巻されます。ヨガはまだしも、太極拳や青竹ふみ体操なんて、まだ私は出たくありません。

経済番組などでも取り上げられていましたが、フィットネス業界は今後ますます介護予防にシフトしていくようです。自治体から介護要望の要請を受けていたり、デイサービスと融合したスポーツクラブに特化したり…。医療機関と連携した施設も出てきています。高齢化社会が進むなか、あちらも商売ですから仕方のないコトではあるのですが。

ストレスなく主婦が運動するには?

私が通ったスポーツクラブは、「ルネサンス」「ワウディー」のほか、地域限定のクラブが3つで計5カ所です。夫は「セントラル」派なので、同伴で私もたまに遠征していました。いろいろ見ている方だと思いますが、全国的にシニア向けになりつつあるのは間違いないです。スタジオレッスンも、どんどんお年寄り向けになりデイサービスと見まごうものもあるくらいです。

会員も運動を目的とする人がメインではなくなってきています。昼に通うなら、20代、30代、40代ではまず物足りないでしょう。都会ならばティップネスやコンビニが運営している24時間型のジムがあります。安くいつでも使えますが、トレーナーは在中せず使えるのはマシンのみ。筋トレ派なら十分ですが、スタジオレッスンや友達づくりが目的ならちょっとちがいますよね。

スポーツジムではマナーの問題で嫌な思いをすることもあります。同世代の友だちも、そもそも人が少ないのでできるとは限りません。いわゆるママさんバレー的な活動の方が、確実に仲間はできます。探してみると、ダンスやらバトミントンやらありますよ。

運動したいなら、スポーツジムにこだわらないのも一つの選択肢。またまた私事ですが、うちの夫はマラソンが趣味です。シューズさえあれば転勤先で引越し当日から走れます。出張先では、新鮮な気持ちで旅ラン。大会やランイベントで同好の士との交流もあります。レベルに応じて無理なくできるし、なにより気持ちがスカッとします。(そのうち、ランニング記事をまとめます。)散歩の延長のウオーキングでもいいんです。思考がポジティブになりますよ。

運動でストレスをためないためのサービス選択法

黙々と筋トレする人向けの施設を選ぶ

意外と探せばあるんです。市などが運営している公共施設のトレーニング施設。プールや体育館に併設されていることもあります。

最初はちょっと敷居が高いですが、みなさん黙々と自分と向き合っているのでストレスなくトレーニングできます。長居する人もいませんし。

回数券制のところもありますが、都度利用できることが大半です。お住まいの地域で探してみてください。

走る!シューズさえあれば、どこでもいつでも

目的はそれぞれ。ゆっくりジョギングでも、シリアスにタイムを縮めるマラソンでも。

シューズさえ持っていけば、旅先の朝は初めての土地で新鮮な気持ちでランできます。各地の大会にエントリーし、旅ランを楽しむ人もいます。

ダラダラしにくい「ヨガ」特化施設を選ぶ

スポーツクラブに長年通っていると、だいたい自分のメニューが決まってきます。

軽くストレッチ
トレッドミル
ヨガ中心のスタジオメニュー

 

こんな感じならば、そもそもヨガだけで充分かも。家を出る前にストレッチをして、徒歩や自転車でヨガ施設に通えばそれで充分事足ります。

最近全国に増えているヨガ専門施設は、通いやすい場所にありお手頃価格でお洒落。私の家の近所にもありますが、スーパーや美容室、病院が集まるモールに入っているので用足しついでに通いやすくなっています。

オンラインヨガも増えてきているので、気になっています。どんなものなのか、まずは試してみようかな?

 

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