眼鏡市場の口コミ、本当? 知らない他人の評判を信じて失敗した経験から考える

その口コミ、真実? ライター
その口コミ、真実?

宣伝ではなくて「口コミ」だと、何となく信用してしまいませんか?

誰が、どういう意図で言っているのかを考えないと失敗するかもしれませんよ。

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口コミは個人の感想だから信用できそう?その口コミ、誰が言ってる?

 

私は転勤族です。毎回新しい土地での病院や学校を探しには苦労しています。以前はインターネットの口コミサイトや、地元の人から人気のところを教えてもらい通うようにしていました。

 

きっと、皆さんも似たようなものでしょう。いきなり行って失敗するよりは、事前に口コミや評判を調べてからの方が大きく外すことはないと考えてのことです。

 

確かに、元となる情報が正しければごもっとも。ただ、今の時代は情報が溢れすぎていて、出所が分からないあいまいな口コミや評判も混じっています。許可なく勝手にテレビ難組や芸能人の名を借りて、都合のよいように捻じ曲げた広告などはニュースでも取り上げられていますよね。

 

追跡!“フェイク”ネット広告の闇 - NHK クローズアップ現代+
2019年1月22日(火)放送。見られていない広告の費用を企業や自治体が負担させられる問題などを追った「ネット広告の闇」。取材を続けると、一般消費者に狙いを定めた不正も明らかになってきた。それは、“フェイク広告”。「ダイエットに効く」とするサプリなどを芸能人が体験談を元に宣伝しているが、その画像は無断加工され、体験談も...

 

日々生活する上でも明らかに作為の口コミや評判を目にすることが多々あり憤ることがあります。インターネットの検索上位に挙がっていても、それが真実とは限りません。匿名の、誰とも正体が分からない人が言っているのならばなおさらです。また、口コミというと個人の感想ということから、何となく広告色が薄れています。あからさまな宣伝よりも信頼できるような気がします。気がするだけです。

 

「眼鏡市場」で検索すると、なぜか悪い口コミがこれでもかと投稿されている

 

つい最近、パソコンやスマホの使い過ぎで眼が疲れるようになったのでメガネを買い替えようと思い立ちました。メガネ歴は長いので、あちこちのメガネ店を利用しているのですが、ここ3回ほどは眼鏡市場さんでお願いしています。

 

転勤があるため全国展開しているメガネ店という条件でお店を選んでいます。前回も、前々回もライフスタイルのヒアリングから、主な使用方法、細かな各種測定を行ったうえで、かけ具合や利き目のチェックなども個人に合わせてくれます。レンズの厚さやコーティングなどの別料金となるオプションも、きちんと説明があり押し売りされることはありません。

 

完成後も、店の近くを通ったときにはクリーニングやネジの調整をお願いすることもありましたが、いつも快く受けていただいています。一度は鼻あての部分を交換してもらったことまでありました。

 

私にとって眼鏡市場さんは、値段以上の満足が得られるとても良いお店です。一方、インターネット上の口コミサイトへの投稿は、執拗なまでの批判で★一つ評価が連投されています。確かに、視力はデリケートなものですし、見え方には個人差もあるので一概には言えません。それにしても、ここまで悪口が続くと逆に怪しいとうがった見方をしてしまうのは私だけでしょうか。

口コミを募集し、対価として報酬を与えているところもある

怪しい会社には気を付けて!

 

以前見聞きした話ですが、ある商品の売り込みのために口コミを募集することがありました。口コミは基本、見た人が欲しくなるような良い評判となるものが集められていました。そこまでは分かります。雑誌広告や通販番組でだって、常套句として使われていますから。

 

問題なのは、口コミを投稿する人の制限がないということ。商品を使ってもいないのに、さも自分が使ったかのようによそおって適当な口コミを載せることも不可能ではありません。チェック機能がないのです。あえて、グレーにすることで責任逃れの余地を残していたのかな、などと想像です。あくまで個人の想像です。

行き過ぎた批判や手放しの賞賛には裏があるかも…口コミは参考程度に

 

Amazonの口コミも、自分が好きな書籍で難癖としか言いようのないものもときおり見かけます。大半の人は良かったと思っていても、1%の強烈な批判だけが書き込まれていたら印象は大きく左右されます。

 

イヤな話ですが、声の大きい人の意見は目立ちます。口コミを意図的に操作することで得をする人がどこかにいるのかもしれません。眼鏡市場だって、利用したことのない人からすれば悪い口コミを信じる人もいるでしょう。

 

反対に、使ってもいない人の大げさにほめたたえる口コミに、つい購入してしまうかも知れません。テレビや新聞雑誌の広告では、まだ最低限のラインでは倫理的な基準はあります。その点、インターネットの情報は野放し。

 

紙の時代に原稿を書いていた自分からすると、ゲラがそのまま印刷されているような危うさを感じ得ません。そんなことを言っているこの文章自体も、書いている人がどんな人か、信用していいのかどうか、常に考えながらでないと騙されるかもしれません。

リアルな口コミも要注意!良いと感じた他人はあなたではない

 

個人的に口コミを信じて失敗しているのは、病院です。インターネットの医療系の口コミは総じて良いことしか掲載していません。悪い意見は掲載されません。

 

それではと、地元の人の評判を集めて皆がおすすめする病院に通ってみると、しなくてもいい手術を執拗に勧められた経験が。セカンドオピニオンで必要ないとなり手術を断ると、医師の態度が豹変しその後かなり消耗しました。

 

後からよくよく聞いてみると、その病院を褒めているのは手術をした人だけ。手術経験者で仲間の集まりをつくっていて、その活動が楽しいらしいです。なので、仲間を増やしたくて盛んに喧伝しているようでした。

 

私の妊娠中の産院も、遠方から何時間もかけて通ってくるファンがいるほどの人気の病院でした。ヨガやお花などのカルチャースクールのほか、奥様お手製の焼き菓子でお茶会があったりと楽しく穏やかな妊婦生活が送れました。

 

ただ、妊娠後期にちょっとした症状が分かったとたん、あっけなく転院させられました。それまでのアットホームな雰囲気は幻だったのかというくらい、事務的にです。良い産院というのは「何の問題もない安産確定の妊婦さん」にとっての良い病院だったのですね。

 

2つの失敗で分かるように、他人にとって良いところでも自分にとってはどうなのか。できるだけ材料は多く、最終的には自分の直感を研ぎ澄ませて判断するしかありません。

 

私も自戒しますが、みなさんも後悔のないように口コミや評判には振り回されすぎませんように!