
RISU算数の料金をざっくりと把握したい人向けの記事です。
月々のクリア数が安定すれば、RISU算数の料金も決まってくる!

『A era with Kids』や『プレジデントFamily』などで取り上げられているRISU算数。教育熱心な保護者の間で、じわじわ話題になっています。私もたまたま掲載された新聞記事でRISU算数が気になったクチです。
内容が優れているのは分かりますが、問題は複雑なRISU算数の料金体制。
一発で理解できる人はスゴイですね。難しいコトは苦手なもので、自分なりに調べてようやく納得できました。
RISUにはRISU算数とRISUきっずの2種類がある
RISUにはRISU算数(小学生向け)とRISUきっず(幼児向け)があります。
RISUきっずにかかるのは基本料金のみ。シンプルで迷うことはないでしょう。
RISUきっず | RISUきっず | |
基本料金 | 年額 29,760円 | 年額 29,760円 |
利用料金 | ステージクリア数で変動 | なし |
ややこしいのがRISU算数。基本料金には「月1ステージ分」しか含まれていないのです。つまり、先取り学習ややる気が有り余っている子だと、基本料金では収まらず追加料金がかかってくるのです。
基本料金とはRISU算数を1年間利用するベースとなる料金のことです。基本料は年額一括12ヶ月分29,760円 (月あたり2,480円)です。
基本料金とは?
https://www.risu-japan.com/faq/qa2.html
塾や学校等の「入塾費用や教材費」に相当するもので、1年ごとの更新となります。更新ごとに1年分のシステムや教材配信システムなどの体制がセットされるようになっています。
この追加料金システムを理解していないとトラブルのもとです。追加料金といっても、上限が決まっています。塾などに比べればたかが知れていますが、事前に大まかに把握しておくことをおすすめします。
この記事では「RISU算数」の「通常コース」をできるだけ安く利用するコツをお知らせします。
RISU算数は最安で年額29,760円 (月あたり2,480円)
なんとなく高そうなイメージがあるRISU算数。
ですが、基本料金は月あたりにするとわずか2,480円。タブレットも含めての料金です。
各家庭によって使い方は異なります。
タブレットが面白くて、やる気のあるお子さんなら自分でどんどん進めて3ステージ以上進めちゃった!なんて場合は利用料が8,980円もかかってしまいます。

これでビックリしてしまう人がいるんです
ただし、利用料金は上限が決まっていて、8,980円以上になることはありません。
料金システムを理解しないままに、お子さんに渡してしまうと起こりがちな失敗です(学習を進めること自体は素晴らしいのですが)。
進め方で変わるRISU算数の「利用料」とは?

ざっくり、月額5,500円。
RISU算数には、合計94のステージごとに達成テストがあります。60点以上でステージクリアとなるのですが、クリア数が利用料金に反映されます。
1ヶ月あたりの平均クリアステージ数は、「RISUを始めてからの累計クリアステージ数」÷「累計ご利用月数」で、毎月末に決まります。
利用料の算出例 | ||
1ステージ未満/月クリア: | ゆっくり学習… | 0 |
1.2ステージ/月クリア: | 少し速いペース… | 980 |
1.7~2ステージ未満/月: | 学校の1.3~1.5倍速… (利用者の平均速度) | 2,980 |
2.5ステージ/月クリア: | 学校の1.9倍速… | 5,480 |
3ステージ以上/月: | 学校の2.3倍速… | 8,980 (上限金額) |
RISU算数利用者の平均が、学校の授業よりちょっと先取りペースで2,980です。基本料金の月額2,480円を合わせると、他社のタブレット学習と遜色ないレベルです。
RISU算数は、使わなかった月も利用料がかかる??詐欺??

RISU算数のややこしい料金体制は、トラブルになりがちなポイントです。
【例】
✅4カ月で8ステージクリア。
✅5カ月目は忙しくて手をつけず、1つもクリアできなかった。
5カ月目は利用料なしと思っていたら、1,980円請求された!
誤解しがちですが、RISU算数のしくみによると
入会からの累計クリアステージ数8÷5カ月=1.6
1.5以上~1.7未満で1,980円となるのです。
変わった料金体制だなと思いましたが、先日入会した習い事も同様でした。自分で納得できるまで説明を聞くのって大事です。
お子さんの学習スピードによって利用料は変わる


最初の月は、やりすぎに注意!
ステージクリア数によって、毎月のRISU算数の利用料は0円から8,980円まで変動します。上限は8,980円に決まっているとはいえ、毎月いくらになるかわからないというのは落ち着きませんよね。
とくに、タブレットが届いてからは子どもが珍しがって次々とステージを進めてしまいがちです。ちなみに、初月の利用料はハイスピードになりがちなことに配慮されていて、上限を6,000円となっています。
初めの1、2カ月は親が進み具合を確認しながらペース配分してあげるのがお財布にやさしいです。最初だけ夢中になって、後はだらけてやらなくなるというのも防げます。
RISU算数のおすすめ使い方2パターン

ガンガン先取りさせるなら、多少
かかる
実際問題、RISU算数の料金体系はややこしいです。
RISU算数を利用している方のブログなんかでも、こと細かに料金について説明があります。ですが、読んでいて途中で「もういい!」と投げ出したくなりませんか。
身もふたもない言い方ですが、月々の利用料が上がらないようにと子どものやる気を遮ってチマチマステージ数を調整する人には、RISU算数は向かない教材かもしれません。
①先取り学習で子どものやりたいようにやらせる
→上限が決まっているので、塾代と思って料金は気にしない
②授業の理解を深めるためゆっくり学習
→月1ステージだけで利用料0円
子どもが算数に対してやる気になっているのなら、多少の出費には目をつむりやりたいだけやらせるのも一つの手です。
仮に、毎月8,980円のペースで進むと、小学校6年間の全ての内容をわずか2年7ヶ月程で達成する計算です。先取り学習と考えると、高くはないです。
うちの子どもは公立小学校に通う6年生です。中学受験しない、通常の補習塾での算数の受講は月謝だけで8,000円でした。月謝のほか、入会金に設備費、冷暖房費などもかかってきます。
RISU算数では、有名校の学生さんのフォローアップ動画などもあり割安です。
先取り学習しないで、ゆっくりペースなら利用料0円

うちはのんびりでいいよ~

安上がりだけど、複雑…
子どもの学力が最優先といっても、「うちは中学受験をするわけじゃないし」というご家庭もありますよね。わが家もそうです。小学生のうちは、しっかり基礎固めをしていければいいかなと。
ならば、基本料金だけで毎月の利用料金はかからず学習することは可能です。ただし、いくつかポイントがあるのでご確認を。
①お試し期間にステージをできるだけ進める
RISU算数は限定でお試し体験を行っています。
このお試し期間中にクリアしたステージは、料金計算にカウントされません。それだけに、最初の1週間に一気に進めてしまえばいいこと。
子どもも、物珍しさからどんどん自分から取り組みます。
②1カ月目はステージをクリアしない
体験期間が終わったら、いったん新しいステージに挑戦するのは止めましょう。
クリアしたステージの復習をする分には料金はかかりません。1ステージ100問弱の問題数があるので、十分勉強になります。
③2カ月目からは1ステージだけ進める
2カ月目以降は、1カ月で1ステージを目安に取り組みましょう。うちの子は1回につき10分程度、週に2回くらいのペースなのでまったく負担になりません。
RISU算数で損をしないための注意点

申込は年間契約のみ。良い教材でも、子どもに合わないことだってあります。申し込んだものの、子どもがやらなかったら年間基本料金がムダになります。RISU算数で失敗しないためには、お試し制度を活用すること。毎月人数限定のお試し制度があります。
そして、RISU算数を解約しようと思ったら、契約日の30日前には連絡しなくてはなりません。サイトのマイページから可能ですが、忘れていると自動契約となってしまいます。年間で、です。契約情報を必ずマイページから確認しましょう。
まとめ:RISU算数の料金を安くするコツ
RISU算数を始めるなら、お試し体験を利用するのが大前提。お試し期間にクリアしたステージは料金に反映されません。
先取り学習したい家庭には使えないワザですが、わが家は月1ステージクリア方法で親も子も負担なくRISU算数に取り組んでいます。なにせ、1回10分です。
苦手だった算数の成績も、最上の評価となりました。RISU算数、コスパ最強です。