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正解はどっち?わが家の勉強法をチェック!世間の常識がひっくり返る『算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』

子育て
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文系の親御さん、お子さんの算数の教え方に悩んだことはありませんか?

私は小学校4年の時点で、文章題がわからないと子どもに言われたものの、どうやって教えたものかかなり苦労した覚えがあります。自分自身も苦手なのに、人に教えるとなるとさらに難易度は上がります。

今回読んだ本が、文系の親にとって目から鱗の情報ばかりだったので、同じようにお悩みの人がいればヒントになると思います。できることならば、小学校3年か4年くらいまでに読みたかった!

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子どもの勉強法、自信をもって正しいと言い切れますか?

巷には様々な学習メソッドがあふれています。有名大学に子どもを複数入学させたママの書籍や講演会などは人気です。YouTubeでも、様々な立場の人が独自の勉強法を発信しています。

子どものためを思って、親としては自分なりに効果的な勉強法を知ろうとはします。でも、世の中での勉強法の「常識」が正しいとは限らないのですよね。

良かれと思って、塾から帰って夜遅くまで復習。親としては、応援の意味で夜食でも差し入れたくなりますよね。寝不足でいくら頑張っても成績は上がるどころかじりじりライバルに越されていく…。頑張っても結果に表れなければ、子どものやる気もなくなり、ついには勉強嫌いになってしまいます。

この本では、つい陥りがちな俗説の勉強法を、ビッグデータで検証して真偽を問うています。確たる根拠に基づいてのお話なので信ぴょう性があります。いくら東大行かせたご家庭でも、母数としては1。真似をしようとしても、再現性も低いですよね。

ワタベ
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気合と努力でどうにかなるもんじゃないのよね

まちがった親の対応で、子どもが勉強嫌いに

子ども
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褒められなきゃやる気でない!

本の中で、「逆効果ママ・パパ」が取り上げられています。うちではあてはまりませんでしたが、教育熱心なご家庭ほど、図星な点があるのではないでしょうか。実際に、何度か目にしたことがありますし。

逆効果ママ・パパ
  • まったく褒めない「できて当たり前型」
  • 自分で解いてしまう「こうやるのよ型」
  • 自分の子をバカという「うちの子はバカなので型」
  • 他の子比べる「○○ちゃんはできるのに型」

普段からこんな対応だったら、子どものやる気も激減。そうなると親も「勉強しなさい」と叱るようになり、さらに子どものやる気がなくなるという悪循環。それぞれの対応法も、しっかり開設されています。

クイズ形式で、気になるところからサクサク読める

高学年ステージ

子どものために勉強を、と意気込んでは見るものの実際問題、本を1冊読む時間を捻出するのって大変じゃありませんか。学生時代は弁当箱のようなミステリ小説を抱え、時間があれば読んでいた自分でさえ、ハードルが高いです。

読むとしたら、まず優先して読まなくてはならない仕事関係や資格試験の本が控えています。となると、すき間時間にワンテーマづつ読み進められる本でないと、積読の仲間入りすることに。

その点、この『算数日本一の子ども30人を生み出した4究極の勉強法』は、22問の質問に答えていくだけで、最新の科学的に正しい勉強法が身についていきます。

もちろん、順番通り進める必要はなく、気になるテーマから読んでいけるので無理なく学べます。これ大事。

両親とも文系出身、女の子で算数苦手気味のわが家には耳の痛い話続出

ワタベ
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レゴ教室とかロボット教室も男の子多いよね

なんだかんだ言って、今の日本ではまだまだ「男子は理系・女子は文系」というイメージが根強いですよね。「理系女子」という言葉がつくられる時点で、女子で理系志向が珍しいという証左。「女医」とかと同じ理屈です。

この本の著者の主張は「女の子だからは言い訳にならない」とのこと。得意分野に性差はあるにせよ、算数や数学の成績に統計的な男女差はないとのこと。

じゃあ、なぜ女子は算数が苦手とされるのか。それはつまり、思い込み。

母親が算数が苦手だと、娘も算数は向いていないはず。思い込みで自己投影してしまうのです。世間の男子理系・女子文系のイメージと相まって、理系が苦手な女子が完成するという訳。

さらに恐ろしいことに、娘が算数ができなくても母親が「お母さんも苦手だったから仕方ないよ」などと声掛けすることで、子どもの苦手イメージが強化されてしまうとか。…言ってたかも。

具体的な単元対策や、苦手克服法も最終章で解説

科学的に正しい勉強法が理解できたら、次に知りたいのは具体のやり方です。

この本では、「単位が苦手な子」「計算でケアレスミスが多い子」「文章問題を2カ月で克服」「平面図形を1か月で克服」など、苦手単元ごとに、実際のノートなどを取り上げながらお家でできる勉強法を紹介しています。

どれも、小学生のうちに身に着けておきたいことで、すぐに取り入れられることばかり。しつこいですが、うちも小1のころからやっておきたかった…。算数はつながりだから、できない部分があればずうっと先に進めない。進めたつもりになってるだけ、ですよ。

まとめ:正しい勉強法を身につければ、学ぶことが楽しくなる

本のタイトルだけみると、ガリ勉養成みたいに誤解するかもしれないけど、真逆。

一部本文から引用すると

子どもが何かに興味をもっていることに気づいたら、その興味を肯定してあげること。そして、その興味が自然に「学び」につながるようにサポートしてあげること。

『算数日本一の子ども30人を生み出した4究極の勉強法』

わが家にはたいそうな教育理念はありませんが、この意見には全同意。どもの自主的な学びを尊重する。以上。本人がやる気にさえなっていれば、あとは後方支援でいいよ。

この本で正しい勉強法に興味が出て、もっと詳しく知りたいという人は同し著者の前作を。

こちらも、「算数学習の残念な真実」と銘打って陥りがちなダメパターンを解説しています。子どもがつまづきやすい5つの単元(2~3の位の理解、図形の組み立て方、文章題など)の解説にボリュームを割いています。小学生低学年のママパパは読んで損なし。

ちなみに、著者はこの本に書かれたような理念と方法を活かして、通信制の学習教材「RISU算数」を開発しています。ショッピングモールで体験会をしていたり、教育雑誌に取り上げられたりもしていますよ。

算数に苦手意識を持つ子どもほど、RISU算数は効果的。放っておいては、中学数学にまで影を落とします。親では感情的になってしまいがちな部分を、「楽しく」「おもしろく」「褒めて」サポート。

わが家は小5からでしたが、できるなら早いうちから始める方が有利です。幼児コースからありますので、まずは子どもとお試しを。

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